since 2004.10東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福を
お祈り申し上げます。
また、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
ボランティアによるパトロール隊の編成要領の公開と実践 >>詳細はこちら
街灯の消えた世田谷の住宅街を回るボランティアの皆さんです
大災害のあと、私たちが注意すべき点のひとつが「安心安全」体制を液状化させてはならないということです。被災地以外でも、節電・計画停電などによって環境が変わり、犯罪が増加するのではないかとの不安が高まっているなか、当協会では、地域の皆さんの要請にもとづき、世田谷区において巡回警備活動を行うとともに、広く皆様方に注意喚起を行います。
●災害時だからこそ必要なこと
節電・計画停電などにより、街灯、店舗の看板灯、センサーライトなどが消されて「暗い夜道」が増えたり、防犯カメラが十分機能しなかったり、さらに警察が交通整理や事故処理に追われることなどによって、犯罪が多発化するのではないかと危惧されています。その危惧、不安を払拭するためにパトロールが有効です。
●海外の評価に安心してはいられない
外国では、大災害のあとは、店舗襲撃や物の奪い合いなどが普通であるのに、日本人は違い、忍耐力、冷静さ、秩序だった行動などが海外メディアで絶賛されています。しかし、外から見る目とは違い、内側から見れば、その評価を喜んでばかりはいられません。被災地では混乱に乗じた窃盗などが横行(無人になったコンビニや小売店、銀行ATMを狙った犯罪など)。全国的にも震災に便乗した犯罪、災害後の不安定な心理につけこみ、善意を装うような悪質な詐欺事件などが多発、警察庁も注意を喚起しているのです。
●安心安全のために「経験知」を活用
私たちは復興・再建に向けてしっかりスクラムを組んで立ち向かわなければならない時だけに、震災に便乗するような犯罪、モラルの破壊・液状化を進めるような行為は許さない、「安心安全」を確保しながら復興・再建を進めていく――との一人ひとりの自覚や決意も求められているのではないでしょうか。さらに防犯活動の実を上げていくためには「経験知」の活用も大切なポイントになります。救援・復興のボランティア活動などと同様、運動には参加者の熱意とともに、経験によって裏打ちされた知識も必要です。当協会の活動、防犯、パトロールでも、警察OBが参加し、その「経験知」が活かされています。
●地域のつながりの復活を
皆様方の周りにもさまざまな「経験知」の持ち主がたくさんいるはずです。それぞれの地域で声をかけ合い、後手対応にならないようにしっかり防犯対策に取り組んでいただきたいと思います。
近年、「無縁社会」が問題になっています。それだけに罹災地の復興には地域の人と人とつながりを大事にしながら取り組むことの重要性も強調されています。そのつながりが強まったとの被災地の声も聞かれます。「安心安全」の実現にも同様なことが言えます。
パトロールなども、隣近所の声かけや付き合いなどを復活させ、しっかり行うことをベースにしてこそ、大きな効果が生まれるはずです。
その際、皆さんの周りの警察OBをはじめとする防犯経験者の「知恵」も活かした取り組みになるように期待しています。
当協会では、このほど、世田谷地区での実践に際して、「ボランティアによるパトロール編成要領」を作成しました。この内容を広く公開するとともに、ご連絡をいただければ、支援、アドバイスをいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
NPO法人国際安心安全協会 本部
担当専務理事: 薮崎
TEL: 03-5371-0456 /FAX: 03-3375-3301
Email:isa@celery.ocn.ne.jp
「安心」と「安全」の生活、ビジネス環境の実現!